ハクジラ目マイルカ科
和名
セミイルカ
英名
Northern right-whale dolphin
学名
Lissodelphis borealis
せびれのない細長い体をしている。下あごの先とむなびれのおなかがわは白色をしている。せびれがなく黒色の体がセミクジラのようなので、英語の名前は、“Northern(北の)right-whale(セミクジラ)dolphin(イルカ)”とついた。和名は、美しい背中をしていることから、「背美海豚(セミイルカ)」とついた。
大きさ
2.0 〜 3.0 m
食べもの
行動
くちばし
なし
せびれ
あり
ぜつめつの心配
ひくい
たかい
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とくちょう
泳ぎが速く、ひくいジャンプをくり返しながら泳ぐ。ブリーチングやテイルスラッピングなどの大きな動きも見られる。
数頭～数百頭のむれでいるが、1000頭をこえるむれになることもある。
せびれがなく、細長い形がトウガラシの実に見えることから、「トウガラシ」とよばれることもある。
カマイルカといっしょに行動する様子が見られている。
文化・人とのかかわり
りくから遠い海にいるため、出会うことは少ないイルカ。まれに千葉県(ちばけん)の銚子(ちょうし)や、ニュージーランドのカイコウラで行われるホエールウォッチングで見られる。