ハクジラ目マイルカ科
和名
カマイルカ
英名
Pacific white-sided dolphin
学名
Lagenorhynchus obliquidens
せびれが草をかるカマのような形のため、「カマイルカ」という名前がついた。目の上からおびれに向かってのびる ねずみ色のもようは「サスペンダーストライプ」とよばれる。むなびれやおびれは体のサイズのわりに大きい。
大きさ
1.7 〜 2.4 m
食べもの


行動

くちばし
あり
せびれ
あり
ぜつめつの心配
ひくい
たかい

なかまを探してみよう
とくちょう
いつもは数十頭のむれで生活するが、ときに数百頭の大きなむれになる。
高くジャンプしたり、速く泳いで船について泳ぐなど、活発な行動をする。
ほかのイルカやオットセイ、海鳥たちといることもある。
日本の水族館によくいるイルカだが、わりと細かいことを気にするせいかくで、水族館で育てるにはくふうがひつようとされる。こどもは生まれるものの、子育て中にこどもが死んでしまうことが多い。
文化・人とのかかわり
1993年まで、世界で多くのカマイルカが魚をとるあみに引っかかることが多かった。今も日本では、魚をとるために海に置いてあるあみの中へ入って死んでしまうカマイルカが多い。
ぜつめつの心配
今のところ、わりと数は安定している。