ヒゲクジラ目ナガスクジラ科
和名
ライスクジラ
英名
Rice’s whale
学名
Balaenoptera ricei
なめらかな体で、むなびれは細くとがっている。ニタリクジラやカツオクジラと同じく、口先からうしろに向かて3本のもり上がった線がある。
とくちょう
大きさ
11.3 〜 13.0 m
食べもの
サカナ
サカナ
プランクトン
プランクトン
行動
ジャンプがとくい
ジャンプがとくい
くちばし
なし
せびれ
あり
ぜつめつの心配
ひくい たかい
メキシコ湾(わん)北東のりくに近い海
とくちょう
アメリカのメキシコ湾(わん)のりくに近い海で一年中くらすゆいいつのヒゲクジラ。
これまで米国メキシコ湾(わん)のりくの近くにくらしているニタリクジラの亜種(あしゅ/同じしゅるいとはいえないが、べつのしゅるいに分けるほどでもない少しのちがいがあるいきもの)とされていたクジラが、2021年にニタリクジラとはちがうしゅるいとして発表された。
文化・人とのかかわり
岸の近くにいるため、人間の生活のえいきょうが大きく、心配されている。
ぜつめつの心配
メキシコ湾(わん)は船がよく通るため、船とぶつかったり、海がよごれることでクジラの命にえいきょうがある。2010年に、メキシコ湾(わん)で原油が流れる大きなじこがおこり、クジラがくらしている海の半分ほどが油まみれとなり、クジラの数も減ってしまった。今では、50頭ほどしかいないため、ぜつめつの心配がある。