ヒゲクジラ目ナガスクジラ科
和名
ツノシマクジラ
英名
Omura's whale
学名
Balaenoptera omurai
体長はニタリクジラやカツオクジラより少し小さく12メートルくらい。下あごは右がわは白く、左がわは はい色。むなびれは小さくほっそりしている。せなかがわには、口先からうしろに向かって1本のもり上がった線があり、せびれは後ろにかたむいている。おなかがわには、ウネ(何本もある細長いもり上がり)がヘソまでつづいている。
大きさ
〜 12.0 m
食べもの


行動


くちばし
なし
せびれ
あり
ぜつめつの心配
ひくい
たかい

なかまを探してみよう
とくちょう
岸から遠い海でくらしている。
1~2頭で行動し、行動するはんいは、せまい。
息をするときの水しぶき(しおふき)が小さく、見つけにくい。
オスは、ひくい声を出す。
「ツノシマクジラ」という和名は、発見された場所の山口県(やまぐちけん)角島(つのしま)からつけられた。
1998年に船とぶつかって死んだヒゲクジラを日本人研究者たちが調べたところ、DNAなどから新しい種類(しゅるい)のクジラとわかり、2003年に「ツノシマクジラ」と名前がつけられた。
文化・人とのかかわり
英名(えいめい)と学名は、すぐれた日本のクジラ研究者の一人である大村秀雄(おおむら ひでお)博士(はかせ)の名前からつけられた。
ぜつめつの心配
世界中のどこにツノシマクジラがいるのか、まだわかっていないため、どのくらいの数いるかわかっていない。