ヒゲクジラ目ナガスクジラ科
和名
クロミンククジラ
英名
Antarctic minke whale
学名
Balaenoptera bonaerensis
むなびれのつけ根から頭にかけて、1本の白い線がある。1990年代後半までミンククジラと同じクジラだと考えられていたが、2000年代になってちがうクジラだと分かった。むなびれの白いもようは、ミンククジラにはあるがクロミンククジラにはない。
大きさ
8.5 〜 10.0 m
食べもの


行動


くちばし
なし
せびれ
あり
ぜつめつの心配
ひくい
たかい

なかまを探してみよう
とくちょう
南きょく海を中心とした南半球でくらしている。あたたかい時期には南きょく海でナンキョクオキアミをたくさん食べて1年分のエネルギーをたくわえ、さむい時期にはこどもを生み育てるためにあたたかい海でくらす。
1~2頭で行動することが多いが、エサの多い南きょく海では数百頭のむれになることもある。
時速30キロくらいの速さで泳ぎ、ときどきスパイホップやブリーチングをする。
南きょく海を中心とした南半球にいるため、「ミナミミンククジラ」ともよばれる。
鳴き声がアヒルの鳴き声のように聞こえる。
文化・人とのかかわり
1900年代は食べるためにたくさんとられていたが、現在はない。
ぜつめつの心配
南きょく海のかんきょうが悪化することで、数がとても少なくなる心配があるが、今のところ、数は安定している。