ヒゲクジラ目セミクジラ科
和名
セミクジラ
英名
North Pacific right whale
学名
Eubalaena japonica
頭が大きく、口は弓のように大きくカーブしている。頭にはクリーム色のなだらかなコブがいくつもあり、個体(こたい)を見分けることができる。このコブにはクジラジラミというエビのなかまの生きものがくっついている。せびれはない。
とくちょう
大きさ
15.0 〜 18.3 m
食べもの
エビ
エビ
プランクトン
プランクトン
行動
歌がとくい
歌がとくい
くちばし
なし
せびれ
なし
ぜつめつの心配
ひくい たかい
北太平洋
とくちょう
おもにりくの近くにいる。4~9月にはエサの豊富なベーリング海とオホーツク海ですごす。日本やアメリカ西部、メキシコのバハ・カリフォルニアで見られる。 親子か、1頭または数頭の小さなむれで生活する。 エサが多い場所では、たくさん集まることがある。 寒い時期はあたたかい南の海ですごすが、どこでこどもを生み育てているのかわかっていない。
息をした時のブローは、正面や後ろから見ると、V字に見える。
文化・人とのかかわり
エサをとるためにゆっくり泳ぐので、たくさんの皮下脂肪(ひかしぼう)と長いヒゲ板を目当てに、人間にたくさんとられ、1500年代後半までに数がとても少なくなった。
ぜつめつの心配
全体の60パーセントより多くのセミクジラに、魚をとる道具でケガをしたあとがあり、6パーセントくらいに船とぶつかってできたキズがあるとされている。