ヒゲクジラ目セミクジラ科
和名
ミナミセミクジラ
英名
Southern right whale
学名
Eubalaena australis
頭は大きく、上あごは弓のように大きくカーブしている。顔のまわりにはコブのような皮ふのふくらみがいくつもあり、フジツボやクジラジラミといういきものがついている。せびれはなく、ずんぐりした体をしている。
とくちょう
大きさ
15.5 〜 17.0 m
食べもの
エビ
エビ
プランクトン
プランクトン
行動
歌がとくい
歌がとくい
くちばし
なし
せびれ
なし
ぜつめつの心配
ひくい たかい
南半球
とくちょう
『セーリング』という、おびれを高く水面に上げたまま風に流される行動をよくする。これは、遊びか、体温を下げるためと考えられている。 さむい時期には岸に近いあたたかくあさい海でこどもを生み育て、あたたかい時期には岸から遠いつめたい海でエサをとる。
こどもは生まれてから1年いじょうお母さんといっしょにすごし、あさい海で見られることが多い。 親子は話をするときに、シャチに気づかれないように小さな声でコミュニケーションする。 
文化・人とのかかわり
※エサをとるためにとてもゆっくり泳ぐので、1700~1800年代には人間にたくさんとられ、数が少なくなった。
ぜつめつの心配
ペルーやアルゼンチンでは、1700年代から1800年代初めまでのほげいで急に数が少なくなり、温だん化のえいきょうもあり、今もレッドリストは『深こくな 危機(きき)(CR)』となっている。