ハクジラ目ヨウスコウカワイルカ科
和名
ヨウスコウカワイルカ
英名
Baiji/ Yangtze river dolphin
学名
Lipotes vexillifer
くちばしは長く、むなびれは大きい。目はほとんど見えず、エコーロケーションでまわりの様子を見ている。うすいはい色をしている。
※2007年に、ぜつめつしたとされている。
※2007年に、ぜつめつしたとされている。
大きさ
1.4 〜 2.5 m
食べもの
行動
くちばし
あり
せびれ
あり
ぜつめつの心配
ひくい
たかい

なかまを探してみよう
とくちょう
中国の長江(ちょうこう/様子江(ようすこう))という川でくらしていた。親子や1頭で行動することが多かった。
中国では、「長江(ちょうこう/様子江(ようすこう))の女神(めがみ)」とよばれ、見たものは幸せになると言われてきた。
文化・人とのかかわり
中国の『西遊記』という物語では、「沙悟浄(さごじょう)」のモデルと言われている。
ぜつめつしないように水族館などでしいくしようとしたが、むずかしかった。
ぜつめつの心配
1980年代半ばには300頭ほどが生きていたが、1997年にはすでに13頭になり、2006年に調べたときには1頭も見つけられなかったので、ぜつめつしたと発表された。
ぜつめつの大きな理由の1つは、数十年もの間、長江(ちょうこう)へ出されたたくさんのよごれた水と言われている。そのほかにも、人間が多くのヨウスコウカワイルカをとったことや、ダムをたくさん作ったこと、水上交通がふえたことなども理由としてあげられる。