ハクジラ目イッカク科
和名
イッカク
英名
Narwhal
学名
Monodon monoceros
オスには1本の長いキバがみえるが、歯でありツノではない。オスのおびれはイチョウの葉のような形。メスのキバが長くならず、おびれも他のイルカと同じ形なので、大人のオスとメスのちがいは分かりやすい。体は、かすりもようをしている。
大きさ
3.8 〜 5.0 m
食べもの



行動
くちばし
なし
せびれ
なし
ぜつめつの心配
ひくい
たかい

なかまを探してみよう
とくちょう
オスのキバは、左の前歯がのびたもの。まれに、左右の前歯がのびてキバが2本あるイッカクもいる。はんしょく期には、オスはキバの長さで一番を決め、キバでメスをひきつけて多くのメスとハーレムを作る。
赤ちゃんのときははい色。大きくなると、かすりのもようになる。
氷の中にのこされたイッカクは、シャチやホッキョクグマにねらわれることがある。
文化・人とのかかわり
昔のヨーロッパでイッカクのキバを見て、かくうの動物「ユニコーン(ひたいにツノの生えた馬のような動物)」をつくりだした。日本でも、江戸(えど)時代にキバはゆにゅうされ、売られていた。
古い時代からイヌイットのきちょうなしげんであり、食べ物や油に使われてきた。
空想の動物『ユニコーン(ひたいにツノの生えた馬のような動物)』は、昔のヨーロッパでイッカクのキバを見て考え出された。キバは、日本でも江戸(えど)時代にゆにゅうされ、売られていた。
古い時代からイヌイットの大切なしげんであり、食べ物や油に使われてきた。
ぜつめつの心配
今でもグリーンランドなどでは食べるためにとられている。ぜつめつしないようにしながらすすめていく必要がある。